Container

Minecraftサーバー管理で学ぶ!AWS ECS + MCP連携によるコンテナ運用(後編)

1. 概要 本記事では、前編で構築したAWS ECS上のMinecraftサーバーとClaude DesktopをMCP(Model Context Protocol、以降MCP) 経由で連携させ、自然言語でサーバー管理を行える革新的な環境を構築します。 前編では、AWS CDKを使用したインフラストラクチャの構築からポートフォワードの設定までを詳しく説明し、 MinecraftクライアントやRCONクライアント(rcon-cli、ECS Exec経由)を使った接続確認も実施しました。 本記事(後編)では、MCPサーバーの構築とClaude Desktopとの連携方法を解説し、 「時間を夜にして」「全員にダイヤモンドを配って」「空中に花火を打ち上げて」 といった自然な言葉でM
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Minecraftサーバー管理で学ぶ!AWS ECS + MCP連携によるコンテナ運用(前編)

1. 概要 本記事では、AWS ECS上でMinecraftサーバーを構築し、MCP(Model Context Protocol)を通じて Claude Desktopから管理できる環境を構築します。前編では、AWS CDKを使用したインフラストラクチャの 構築からポートフォワードの設定までを詳しく説明します。 1-1. この記事で学べること この記事では、Minecraftという身近なゲームを通して、ECSコンテナサーバの運用を学ぼうという思いもあり記載しました。 技術(個人的な備忘録も兼ねて) コンテナオーケストレーション:ECS + Fargateでの運用 インターネット経由のコンテナ操作:ECS Exec機能の活用 監視・観測性:CloudWatch Logs/メトリクスでのデバッグ セキュリ
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AWS App2Container(ECS/EKSデプロイ編)

1. はじめに ここでは、前回の記事「AWS App2Container(お試し編)」では触れられなかったデプロイについて試してみます。 実際は、次の3ステップでデプロイできて衝撃的でした! deployment.jsonを編集し、「ECS」か「EKS」を選択(AppRunnerも選択可)。 app2containerコマンド(オプションgenerate app-deployment)でマニフェスト作成(一部S3に格納される) CloudFormationでデプロイ そして、ステップ2の「app2containerコマンド」の引数オプションとして「–deploy」を指定すると、ステップ3すら不要です^^ それでは試してみましょう。 2. マニフェス
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AWS App2Container(お試し編)

はじめに AWS App2Containerは、起動中のjavaアプリをコンテナイメージに変換し、ECSやEKSで稼働させるためのテンプレートを生成するツールになります。 Accelerating your Migration to AWS 下記、App2ContainerのUerGuideにある通り、サポートされるプラットフォームと、そうでない場合で挙動が変わるため、本記事ではその辺を試してみたいと思います(ここでは、ECSやEKSでの稼働検証は含まれません)。 For supported application frameworks, App2Container targets only the application files and dependencies that are needed for containerization, thereby minimizing the size of the resulting container image. This is known as application mode. If App2Container does not find a supported framework running on your application server, or if you have other dependent processes running on your server, App2Container takes a conservative approach to identifying dependencies. This is known as process mode. For process mode, all non-system files on the application server are included in the container image. 本記事のスコープは下記になります。 以降、次の流れで検証します。 App2
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AWS App2Container(イメージ最適化編)

はじめに 前回(「AWS App2Container(お試し編)」)で試した非サポートアプリの場合(ex. SpringBootアプリ)、サポートされるtomcatアプリと比較すると(802MB)、デフォルトで生成されたコンテナイメージは16.1GBとかなりのサイズとなっていました。 root@ip-10-0-1-112:~# docker image ls REPOSITORY TAG IMAGE ID CREATED SIZE java-generic-6ef9339e latest 8ef7ef3e7db0 38 minutes ago 16.1GB java-tomcat-5da060de latest cc2de1db6ef8 58 minutes ago 802MB そこで、ここでは、下記ガイドラインに従いサイズをスリム化してみようと思います。 Optimize AWS App2Container generated Docker images ポイントは、App2Containerは、分析結果であるanalysis.jsonをベースにイメージを生成するため、不要なファイルを含めないようにanalysis.jsonを編集することになります。 コンテナイメージ分析(di
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